40代から自分らしい働き方を見つけた人の共通点|起業・転職・退職、どれが正解かよりも大切なこと
2026/05/09
「転職か、起業か、それとも退職か」
40代で働き方を変えたいと思った時、多くの方がまずこの問いに向き合います。
どれが正解なんだろう。自分に向いているのはどれだろう。失敗しない選択肢はどれだろう——情報を集めれば集めるほど、選択肢は増えて、かえって動けなくなる。
10年間、さまざまな40代女性の「働き方の転換」に関わってきた中で、気づいたことがあります。
自分らしい働き方を見つけた方に、共通していることがあります。
それは、「どの選択肢が正解か」を先に考えた方ではありませんでした。
「どれが正解か」より先に必要なこと
起業・転職・退職——これらは全て「手段」です。
目的地が決まっていない状態で、乗り物を選ぼうとしているようなもの。どの乗り物に乗っても、自分がどこへ向かいたいかが明確でなければ、たどり着く場所は偶然に任されてしまいます。
では、目的地——つまり「本当の望み」は、どうすれば見えてくるのか。
多くの方が見落としているのは、「本当の望み」は頭で考えても出てこない、ということです。
「やりたいことリストを作る」「強みを分析する」「キャリアシートを書く」——こういったワークをやってみたけど、しっくりこなかった、という方がとても多い。
なぜかというと、繊細で、人の気持ちや期待に敏感に生きてきた方ほど、「自分がどうしたいか」より「どうあるべきか」「何が正解か」を先に考える思考の癖がついているからです。
本当の望みは、思考の中ではなく、体の感覚の中にあります。
本当の望みが見えていない状態で動くとどうなるか
「なんとなくこっちが正解っぽい」という感覚で転職を決めた方の話を聞くことがあります。
環境は変わった。でも、なぜかしっくりこない。以前とは違う疲れ方をしている。「これが本当にやりたかったことなのかな」という疑問が、どこかにずっとある。
これは、その選択肢が悪かったのではありません。本当の望みが見えていない状態で動いたから、どこへ行っても「何かが違う」感覚がついてきてしまうのです。
逆に、本当の望みが明確になった状態で選んだ選択肢は、たとえ途中で困難があっても「やっぱりこれが私には合っている」という確信で乗り越えられます。
3人のクライアントの話
Aさん(43歳・会社員→退職してフリーランスへ)
Aさんは「起業したい」という気持ちと「でも怖い」という気持ちの間で、2年以上揺れていました。セッションで話していくうちに見えてきたのは、「起業したい」という望みの奥に「誰かに管理されずに、自分のペースで働きたい」という本音があったこと。起業という形にこだわらなくていいとわかった瞬間、フリーランスという選択肢が自然に浮かび上がりました。セッションから半年後、会社を退職してフリーランスとして動き始めています。
Bさん(47歳・パート→転職)
「このまま今の仕事を続けていていいのか」という違和感を長年抱えていたBさん。でも、家族のことを考えると動けない、という状態でした。セッションで本音を丁寧に掘り下げていくと、「お金のために働くことへの疲れ」と「人の役に立っている実感が欲しい」という二つの本音が見えてきました。その後、福祉の仕事への転職を決め、「疲れ方が全然違う」と話してくれています。
Cさん(45歳・専業主婦→小さな教室を開業)
「何かを始めたいけど、私に何ができるかわからない」という状態で来られたCさん。話を聞いていると、料理・食・整えることへの深い愛着と知識があった。「それは仕事にできると思わなかった」という言葉が印象的でした。今は自宅で小さな食の教室を開いています。
3人に共通していたこと
この3人に共通していたのは、選択肢を先に決めたのではなく、本音を先に見つけたということです。
本音が見えた後、選択肢は自然に絞られていきました。「転職か起業か」という問いが、「私にはこれが合っている」という確信に変わる瞬間があった。
そして、もう一つ共通していたのは、一人で考えているだけでは本音にたどり着けなかった、ということです。話す場所があったから、見えた。
本当の望みを見つける方法
本当の望みを見つけるために、まず問いかけてみてほしいことがあります。
「これをやって、お金や評価がゼロだとしても、やりたいと思えるか」という問いです。
答えが「それでもやりたい」と感じるものは、本音に近い。「お金になるからやる」「認められるからやる」というものは、動機の純度が違います。
ただ、この問いにすぐ答えられなくても大丈夫です。むしろ、答えがわからない方がほとんどです。
そういう時は、自分一人で探し続けるより、話してみることが一番の近道です。
あなたの「本当の望み」を、一緒に見つけましょう
「起業か転職か退職か」という問いの前に、「私は本当はどうしたいのか」を一緒に言語化するセッションです。10年・延べ3,000名以上の方と向き合ってきた経験から、あなたの言葉の中にある本音を一緒に見つけます。
どんな選択肢を持っている方でも、大歓迎です。
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